2015年全国医療機構医薬品副作用モニタリング業務推進会が上海で開催
2015年5月20日から21日まで、国家医薬品副作用モニタリングセンターは、医療機構がより積極的に医薬品副作用モニタリング業務の実施を推進するために、上海で全国医療機構医薬品副作用モニタリング業務推進会を開催した。会議には全国28の省(自治区、直轄市)における110カ所の医療機構の医薬品医療機器安全性モニタリング業務の主要責任者および省レベルモニタリング機構の主要責任者が招かれた。
また、世界衛生機構ウプサラモニタリングセンターのRalph Edwards博士をはじめ国内の有名な専門家も招かれ、 市販後医薬品安全性監視の国際的新発展、我国における医薬品副作用および 市販後医薬品安全性監視の進展、医療機構の医薬品医療機器不具合事象報告様式最適化と報告水準向上、医療機構が報告した重篤症例に関する深い研究、中国におけるDILI臨床と転化の研究、病院格付けの視点での医薬品副作用モニタリングなどについて報告し、意見交換を行った。モニタリング機構と医療機構の交流を促進するために、会議では分科会が開かれ、出席者は医療機構の医薬品医療機器安全性モニタリングにおける地位と役割、現在の主な問題と次の段階における措置などについて深く議論し、有益な意見と提案を出した。
(出所:医薬品評価センターサイト2015-05-28)