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中国食品医薬品検定研究院
中国食品医薬品検定研究院が「2017年港湾検査業務報告書」を発表
时间: 2018-05-18 |クリック回数:

  2018年4月28日、中国食品医薬品検定研究院は「2017年港湾検査業務報告書」(以下「報告書」と略称)を発表した。

  「報告書」によれば、2017年、我国の医薬品輸入は増加傾向にあり、20カ所の港湾医薬品検査機関は46385ロットの輸入医薬品検査を完了した。検査したロット数が前年同期比で13.5%増加し、検出された不合格医薬品が101ロットで、不合格率が0.22%だった。

  また、46385ロットの輸入医薬品検査検査が401の輸入者に及び、輸入医薬品の上陸時価額が252億ドル以上だった。具体的な品目をみると、2017年、輸入検査済み品目は登録証発行件数で計算すれば、合計1882品目に達し、1160種類の医薬品をカバーした。

  検査対象になった医薬品は55カ国と地域から輸入されたものである。ドイツは8年連続で最大輸入先となり、2017年にドイツから輸入した医薬品は合計6202ロットで、価額が60.5億ドルに達した。フランス、アメリカ、イタリア、日本などの国と地域から輸入した医薬品がいずれも3000ロット以上で、フランス、アメリカ、イタリアから輸入した医薬品の価額がいずれも20億ドルを超えた。

  2017年、我国の医薬品輸入は依然として化学製剤と化学原薬をメインとしていた。そのうち、化学医薬品の輸入検査ロット数は全体の87.7%を占め、2016年と比べて1.6%上がった。輸入化学医薬品の価額は前年同期比で3.8%増加し、輸入バイオ医薬品の価額は前年同期比で1%下がり、輸入漢方薬(薬材を含む)の価額は前年同期比で2.8%だった。

  20カ所の港湾検査機関は計101ロットの不合格医薬品を検出し、その価額は8993万ドルで、不合格率はわずか0.22%で、長年連続で低い率を保った。検出された不合格医薬品のうち、化学医薬品、漢方製剤および薬材がいずれも40ロット、バイオ医薬品が21ロットだった。過去のデータと比べ、輸入化学医薬品の港湾検査不合格率が引き続き下がり、輸入漢方製剤および薬材、バイオ医薬品の不合格率が上がった。

  主な検査不合格項目をみれば、化学医薬品が注射剤の可視異物含有、内服製剤成分含有量測定、原薬の性状など、漢方薬材が性状と成分含有量測定、漢方製剤が徐放度と重量差異だった。

  「報告書」における分析によれば、各港湾の医薬品輸入量は明らかに不均衡な状態にあり、数カ所の主要港湾の輸入量は全体の85%以上を占めた。但し、港湾検査機関の新設により、主要港湾による集中輸入という状況が緩和する見込みである。

  (出所:中国医薬新聞2018-05-03)

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