最近、国家食品医薬品監督管理総局は全国で展開した化粧品抜取検査で、一部の日焼け止め類化粧品(計79群)で実際に検出した日焼け止め成分が当該製品の許可書およびラベルなどで表示された成分と一致していないと発覚した。
日焼け止め類化粧品は特別用途化粧品に属する。特別用途化粧品の生産は国務院の食品医薬品監督管理部門に許可され、承認書を取得した後、生産可能になる。上述した製品はいずれも実際に検出した日焼け止め成分と関係許可書およびラベルなどで表示された成分が異なるといった問題があり、「化粧品衛生監督条例」、「化粧品表示管理規定」などの関係法規に違反している。
上述した製品の生産(代理)企業の所在地である広東省、上海市などにおける省(直轄市)レベルの食品医薬品監督管理局は関係調査を行っている。国家食品医薬品監督管理総局はあらゆる化粧品販売企業が上述した製品の販売をいっさい中止するよう要求した。関係省(直轄市)レベルの食品医薬品監督管理局は関係生産(代理)企業が市販中の関係製品を速やかにリコールするといった措置をとるよう督促し、調査を実施し、法律に基づき厳罰を行い、速やかに関係情報を公開し、偽製品の販売にかかわる企業の入荷ルートを深く探り、粗悪品と偽造品の生産と販売を厳しく取り締まり、犯罪疑惑があれば警察に通報しなければならない。
付録:検出した日焼け止め成分と関係許可書、表示と不一致になった79群製品の情報
(出所:CFDAサイト2016-09-07)