2014年、我国西洋医薬品対外貿易額は再び史上最高額を更新し、576億700万ドルに達し、前年同期比で12.59%増加した。そのうち、原薬対外貿易は回復傾向があり、その輸出入額増加率は上半期の7.68％から下半期の14.1%に上昇し、年間輸出入額は前年同期比10%増の343億9800万ドルに達した。

2014年、我国の原薬輸出は量的にも価格的にも上昇するという良好な状況を呈した。輸出された原薬は700.71万トンで、前年同期比で6.38%増加した。輸出平均価格は長年の低下をへて上昇傾向にもどり、前年同期比で3%増加した。輸出額は前年同期比9.57%増の258億5700万ドルに達した。

原薬の輸入は量的には増加したものの、価格的には下がった。2014年、我国が輸入した原薬製品は206．95トンで、前年同期比で15.96%増加した。輸入額は前年同期比11.3%増の85億4100万ドルに達し、輸入平均価格はやや落ち、前年同期比で4.01%低下した。

図1：2010－2014年我国原薬貿易額が西洋医薬品貿易で占める割合

図2：2014年我国原薬輸出先について

表１：2014に原料輸入国と地域ランキング

（出所：中国医薬報2015-04-08）