最近、国務院弁公庁は「医薬衛生体制改革深化関係2014年業務総括と2015年重点業務について」（以下「業務総括と重点業務」と略称。）を発表し、2015年の重点業務を明確にした。そのうち、医薬品供給保障メカニズムの整備なども含まれている。

医薬品供給保障メカニズムの整備については、「業務総括と重点業務」は医薬品生産・流通分野の改革を深化し、医薬企業の自主的独創力の向上と医薬産業の構造最適化、レベルアップを推し進め、医薬品小売企業のチェーンビジネスを奨励し、医薬品流通分野改革を指導する文書を作成し、全国統一市場の形成を促進し、サービス水準と流通能率をより高め、規範的な経営、整然とした競争、高能率なサービスを実現させるための医薬品流通新秩序を確立するよう努めることを明確にした。また、独創新薬と医療機器審査評価制度を整備し、技術審査能力の向上に力を入れ、審査・許可の透明度を高め、医薬品市販許可取得者制度の試行を推し進め、独創新薬と臨床特需品目の市販を奨励するという。

（出所：中国医薬報2015-05-12）