最近、国家発展と改革委員会などの部門は共同で「医薬品価格改革推進関係意見の発表に関する通知」を発表し、今日から大部分の医薬品を対象に実施している政府による価格決定制度を廃止し、医薬品調達メカニズムを整備し、医療保険の費用コントロール役割を果たさせ、市場競争によって医薬品実際取引価格を形成させることになった。

国家発展と改革委員会の関係者によると、政府による医薬品価格決定制度を廃止したあと、調達入札募集メカニズムが制約力を持っているため、病院における医薬品価格は基本的に安定するが、一部の医薬品の価格はコスト、市場需給の変化などによって変動し、ほとんどの医薬品の市場取引価格は上昇しないという。

また、医薬品価格関係違法行為を価格信用記録に記入し、関係規定によって医薬品生産、経営に携わる企業の深刻な違法行為も医薬品集中調達不良記録に記入する。医薬品価格改革実施後、価格主管機関は関係法律、法規によって、医薬品不当高価販売など10種類の価格関係不正行為と独占行為を厳罰する予定だという。

（出所：中国食品医薬品サイト2015-06-01）