2019年1月21日から22日まで、全国医療機器監督管理業務会議は北京で開催された。会議の主旨は、習近平新時代中国特色社会主義思想を指導とし、2019年全国医薬品監督管理業務会議の精神を貫徹し、2018年医療機器監管業務を総括し、現在の情勢と動向を分析した上で、2019年医療機器監管重点業務を割り当てることである。国家医薬品監督管理局党組織メンバーで副局長の徐景和氏は会議に出席して談話を発表した。

　　会議では、5つの2019年重点業務が割り当てられた。1つ目はイノベーション推奨に注力し、高品質の発展を促進すること。具体的には、医療機器イノベーションを促進し、臨床試験の管理とイノベーションを着実に推し進め、登録者制度の試行を穏やかに推進する。2つ目はリスク管理を強化し、安全確保の基礎を築くこと。具体的には、無通告査察、抜取検査対象の明確化、モニタリングの系統性、管理の実効性と懲罰の威力発揮を重要視しなければならない。3つ目は体制確立に注力し、監管能力を高めること。具体的には、法規と制度、技術標準システム、技術サポートシステムを整備し、情報化監管を推進する。4つ目は責任遂行を促進し、監管の力を増強させること。具体的には、企業が確実に主体的責任を果たすよう促し、所在地管理責任と各機関監管責任の遂行も促進する。5つ目は科学的監督を強化し、監管水準を高めること。監管に関する科学的研究を推進し、監管メカニズムを革新し、国際協力を深めることを努める。

　　(出所：国家医薬品監督管理局サイト2019-01-23)