2018年11月8日午前、中国国家医薬品監督管理局の焦紅局長は、訪れたEU欧州委員会のアンドリュ・ケイティス衛生と食品安全委員と会見した。

　　焦紅局長は、中欧双方が医薬品分野で幅広い共同利益を持ち、長い間、中国とEU医薬品監管機関がよい協力関係を保ち、人的交流と技術的交流を頻繁に行ってきたと回顧した上で、今年の10月11日から12日まで、中国国家医薬品監督管理局とEU衛生と食品安全局が中国の杭州市で、中欧医薬品業務会議を円満に開催し、双方がお互いに関心を持つテーマをめぐって意見交換を行い、よい成果をあげたため、会議が双方協力の円滑実施を象徴していると述べた。

　　アンドリュ・ケイティス氏は中国国家医薬品監督管理局が医薬品規制調和国際会議(ICH)管理委員会に加盟したことに対し、祝意を表した。また、双方は今年の10月に、杭州で中欧医薬品業務会議を円満に開催し、今後も交流と協力をより深め、会議の合意事項の実施を推し進めようと述べた。

　　両氏はICH、医薬品検査協力計画(PIC/S)などの国際機関による交流と協力の強化、医薬品GMP査察関係協力および監管法規と監管情報交流などの議題をめぐって深いレベルまで意見交換を行った。また、今後とも協力を強化し、医薬品監管水準を高め、国民の健康を保障することで意見が一致した。

　　(出所：国家医薬品監督管理局サイト2018-11-09)