2013年11月13日から14日まで、中国国家薬局方委員会は広州で、2013年医薬品品質制御技術及び薬局方発展学術シンポジウムを開催した。今回のシンポジウムは同委員会が2011年に第一回科学年会を開催した以降、開催した三回目の年度科学シンポジウムである。その主旨は医薬品品質制御技術と薬局方の発展をめぐって、国内外の最新科学研究成果に基づいて交流を行い、医薬品標準という分野の協力と発展を検討し、医薬品品質制御と医薬品標準関係技術に関する交流の場を築くことである。

国家薬局方委員会の王平副事務局長は出席者に国家医薬品標準業務の進展と変化を紹介した。国内外の医薬品標準管理機関、検査機構、大学、メーカーからきた名の知られる専門家と学者は、転化研究と監督管理科学、バイオ医療の最先端、バイオ・サンプル分析における質量分析法応用、ワクチン関係WHO仮認証のケーススタディー、医薬品品質と臨床使用などのテーマで、素晴らしい報告を行った。アメリカ薬局方委員会のロジェ・ウィレンムズ最高執行責任者（国家薬局方委員会国際業務顧問でもある）は中米薬局方戦略関係の協力と発展、日本医療機器医薬品総合機構薬局方と基準部部長の小笠原弘道博士は「日本薬局方」の編制について紹介した。

　 また、国家薬局方委員会は引き続き年間科学シンポジウムを主催し、国際医薬品標準に関する先進的な経験および中国薬局方委員会メンバーと専門家の最新研究成果を集めて展示し、科学的に民主的に政策を決定し、自由に議論をたたかわせ、成果を速やかに利用し、「中国薬局方」の科学的レベルを高め、標準関係の各業務が迅速で穏やかに進展するよう推し進めるという。

（出所：国家薬局方委員会サイト2013-11-20）