2018年9月13日から14日まで、中国合格評価認可委員会(CNAS)審査チームは2日にわたって、中国食品医薬品検定研究院包装資材と薬用添加剤検定所を対象とし、環境浄化検査機構資格認定、薬用包装資材実験室の実験項目拡大とCMA資格認定のための現場審査を行った。

　　審査チームは包装資材と薬用添加剤検定所に対する現場審査を行ったところ、包装資材と薬用添加剤検定所が医薬品検査ビルに移転した後、実験室の環境が明らかに改善され、各種実験活動もうまくコントロールでき、実験室のゾーニング、環境と資源配置が薬用添加剤、包装資材、環境浄化検査の要求条件を満たすことができ、品質管理体制とスタッフ配置、技術力も実験項目拡大と資格認定の基準に適合したという結論を出した。

　　医薬品と薬用包装資材はある環境で生産されるもので、その生産環境はその品質、安全性と有効性を確保する前提である。今回の審査で、中検院は160項目の環境浄化検測能力認定テストに合格した。これは中検院の検査可能範囲の拡大を意味するだけではなく、「行政簡素化と権限委譲、監督管理の強化、サービスの最適化」という方針の実施、薬用添加剤と包装資材関係監管職責の遂行、検査検測能力の向上、技術サポートの確保のために、堅実な一歩を歩み出した。

　　(出所：中検院サイト2018-09-18)