2019年6月4日から5日まで、中国食品医薬品検定研究院(以下「中検院」と略称。)の主催と四川省食品医薬品検査検測院、「薬物分析雑誌」社、「中国薬事」社の協力で、「2019年中国医薬品品質安全年会即ち医薬品品質関係技術研修会」が四川省成都市で開催された。今回の年会は「医薬品安全の確保と国民健康の促進」をテーマとし、医薬品と医療機器検査情報を重視し、製品品質向上を促進し、検査技術革新に関する意見を交換し、共同で医薬品と医療機器安全を保障する旨である。全国の医薬品と医療機器検査検測機関、関係業界協会、企業からの代表ら、研究所などからの有名専門家、学者と研究者が年会に出席し、医薬品と医療機器検査の新技術、新手段、新方法をめぐって深いレベルまで検討し、監管技術の成果が製品品質向上に直接サービスし、企業が主体的責任を果たすよう促し、監管科学の発展を推し進めた。

　　年会は主会場以外にも、漢方薬、化学合成薬品、バイオ医薬品、医療機器、薬用添加剤と包装資材、診断試薬に関する6カ所の分科会を設けた。全国の医薬品と医療機器検査検測機関、メーカー、研究機関からの関係者、1500人が出席した。

　　年会では、2018年医薬品と医療機器国家監督検査状況報告書が発表され、業界に医薬品と医療機器の最新検査結果が公開され、上市後監督で焦点となった品質問題について議論され、医薬品と医療機器品質検査と分析に関する業務知識の研修も行われ、出席者に多層的な内容と情報を提供した。また、審査承認制度改革のさらなる深化という目標に合わせ、事中と事後における監管などの重点業務を強化するために、「巨大マーケット」における医薬品と医療機器監管の国家戦略、研究開発政策が分析され、ICHの最新ガイドラインが説明され、産業化した新製品品質制御と標準に関する研究の新成果も紹介された。

　　(出所：中国食品医薬品検定研究院サイト2019-06-11)