2010年FDA及びEMAの新薬審査批准事情
FDA批准した新薬に関する報告書によると、2010年、FDAに批准された新薬は計21種(新しい構成要素と新しい適応症を含まない)があり、2009年の25種と2004年の24種に比べるとやや少なく、2007年の18種より多いことが明らかになった。
2010年、欧州医薬品管理局(EMA)に批准された新薬はわずか14種であり、史上最低であった。しかしEMAは、2011年に97種の薬物発売申請を受けることになり、2010年の95種とほぼ同じぐらい水準であると見込んでいる。
EMA管理委員会は、2011年の薬物発売申請が40件のヒト用新薬(2010年は38件であった)、12件の希少病新薬(2010年は14件であった)、42件のジェネリック(2010年は41件であった)を含めると予測している。