今年1-9月、中国の原薬輸出総額は178.29億ドルに達し、前年同期比で2.75%増加した。そのうち、輸出価格は低下傾向が顕著で、前年同期比で4.32%下がったものの、輸出量は引き続き緩やかに増加し、前年同期比の増加率が7.39%に達した。また、原薬輸入は安定した拡大傾向を示し、前年同期比の増加率が4.38%に達し、輸出額は58.01億ドルだった。

　 今年1-9月、中国の西洋医薬品製剤輸出は引き続き穏やかに拡大し、前年同期比の増加率が7.63%になり、輸出額は20.44億ドルに達した。同製剤の輸入量は3.37%減少したものの、輸入価格は前年同期比で12.51%上がり、輸入総額は8.71%増加し、79.28億ドルに達した。

今年1-3四半期、中国のバイオ医薬品輸出額は前年同期比6.74%増の17.82億ドルに達した。輸出価格は前年同期比で2.28%下がり、輸出量は前年同期比で9.22%増加した。また、バイオ医薬品輸入額は前年同期比6.04%増の27.83億ドルに達した。2009年以降、中国バイオ医薬品の輸入は30%以上の高い増加率を維持してきた。

表　今年1-9月中国西洋医薬品輸出入状況に関する統計データ

（出所：中国医薬報2013-11-27）