2012年以降、我国原薬類商品の輸出入貿易は2桁の成長率で高度に成長するものから一桁の成長率で安定して成長するものになった。国際市場の競争環境が持続的に悪化しているのに伴い、原薬対外貿易総額は増加しているものの、その前年同期比増加率は近年の最低記録を相次いで更新してきた。2011年は25.93%も達したが、2012年は4.53%に急減し、2013年は3.07%まで下がり、我国医薬対外貿易の増加率より7.2ポイントも、我国西洋薬類製品対外貿易の増加率より3.7ポイントも少なかった。

具体的な金額で言えば、2013年度我国原薬輸出入総額は312億7200千万ドルに達し、我国医薬商品輸出入総額の35%を占め、我国医薬商品輸出入における総額最大な品類だった。そのうち、輸出額は前年同期比2.64%増の235億9800万ドル、輸入額は前年同期比4.44%増の76億7400万ドル、貿易黒字は前年同期比1.79%増の159億2400万ドルだった。

図1：2013年度我国原薬輸出状況に関する月間統計

図2：2013年度我国原薬輸入状況に関する月間統計

表：2013年度我国原薬輸出入先のトップ10リスト

（出所：中国医薬報2014-03-19）