今年1-4月、医薬業界は穏やかに成長する状況が続き、その利益は小幅に増加した。1-4月、医薬製造業の販売収入は13.08%増加し、売上総額は14.75%だった。去年の同時期の成長率が高いことの影響で、業界全体は穏やかに成長する傾向だった。

各子業界も穏やかに成長し、特に化学製剤は上昇傾向を続けた。原薬子業界の収入は11.24%増加し、利潤は26.06%増加し、一部品目の価格の反発は業界の収益レベルを高めた。化学製剤関係収入は12.59%増加し、利潤増加率は18.39%に達し、利潤増加速度は速くなりつつある。漢方製剤関係収入は12.88%増加し、利潤は10.88%増加し、価格下落が見込まれたことの影響で業界全体は高基数を持つ増加速度が下がり、また変化する傾向である。バイオ製薬の収入は12.80%増加し、利潤は4.78%増加し、収入は穏やかな増加傾向が続いた。加工済み漢方薬材関係収入は16.92%増加し、利潤は7.88%増加し、増加速度が下がったのは前年同期の増加速度が速く、基数が高いからだ。全体から言えば、各子業界はいずれも平穏な成長ぶりを呈していた。そのうち、化学製剤業界の成長はやや速く、よい傾向になった。

2013年業界成長スピードは高いから低いへという変化があり、特に下半期には商業賄賂反対キャンペーンからネガティブなインパクトを受けたことを考慮に入れ、今年の成長スピードは低いから高いへという態勢になると予測された。

2012-2013年原薬輸出額の変化

（出所：医薬経済報2014-06-13）