2014年6月25日、中国商務省は「2013年医薬品流通業運営関係統計分析報告書」（以下「報告書」と略称する。）を発表した。「報告書」では、2013年国家医薬衛生体制改革が引き続き深化され、医薬品流通業全体がよい発展傾向にあったとまとめられている。それと同時に、医療改革による医薬品使用拡大も安定し、医薬品末端販売も安定成長期に入ったと指摘されている。また、2013年医薬品流通業売上総額は1兆3036億元に達し、前年同期比で16.7%増加したものの、増加速度は前年同期比で1.8ポイント下がったという。

2013年医薬品流通業の発展は主に以下の特徴がある。大型医薬品卸売企業は速く成長したこと。医薬品小売市場構造の調整は遅くなったこと。現代的医薬物流への投入は引き続き増加したこと。独創的業務モデルは多様化したこと。E・コマースのプラットフォームはハイスピードで発展したこと。また、「報告書」によると、2014年、同業界の売上増加幅は比較的に安定し、大中企業は引き続き再編を速め、医薬品E・コマースと伝統商業モデルの融合も速くなったという。

(出所：中国医薬報2014-07-01)