科学技術部の副部長王志剛氏が6月26日に開催された2011国際バイオ経済大会において、中国は五つの措置をとり、バイオ技術の研究と産業化の発展を推進すると表明した。王志剛氏は又、2010年中国バイオ産業の生産高は1.5万億元を超え、その内、抗生物質、ワクチン、有機酸、アミノ酸等多種類のバイオ製品の生産量が世界の前列に入った。バイオ医薬品、バイオ製造、バイオ農業が新しい経済成長ポイントになっているわけである。

　「第十二期五ヵ年計画」は中国が創造型国を建設して、小康型社会の戦略目標を全面的に実現する肝心な時期であり、バイオ技術と産業発展の重要な戦略チャンス時期でもある。科学技術部は民生を改善し、戦略性新興産業を育て、発展させるという重大な需要をめぐり、現存の基礎に基づき、バイオ技術と産業化発展の全体計画を制定し、今後五年のバイオ技術の研究と産業化発展を全面的に案配する。このため、科学技術部は資源を統一的に案配し、投入を増大し、バイオ企業創造能力の向上、人材の育成、成果の転化応用及びバイオ技術の国際合作等五つのポイントを重点として、有力な措置をとり、中国のバイオ技術研究と産業化発展を推進する。

(出所: 新華社ウェブサイト 2011-06-30)