2012年10月24日から25日まで、中国医薬品国際交流センターと世界バイオ技術工業機構（BIO）が主催された第二回中国バイオ産業シンポジュームは上海で盛大に開催した。

　 国家食品医薬品監督管理局孫咸澤副局長はシンポジュームに出席し、また次のように述べた。去る20年以来、バイオ技術はこれまでのないスピードで世界範囲で発展してきている。中国政府は製薬分野の技術革新に取り組んでおり、政策と資金においての支援に力を入れている。現在、バイオ製薬産業は発展の重大なチャンスに面している。去年、中国医薬品工業の総生産は1.5万億元に達し、同期比29％増となった。バイオ産業は国の七大戦略的新興産業として、中国医薬品工業の発展を推し進めることに重要な役割を果たしている。バイオ医薬は投資額が多く、リスクが高く、利回りが高く、研究開発の周期が長いという発展の特徴を持っている。中国政府は製薬分野における技術革新の推進に力を尽くし、引き続き新薬のイノベーションを支援し、またイノベーション保護に力を入れる。現在、バイオ製薬は発展の重大なチャンスに面しており、医薬品監督管理部門は法律法規、技術標準などの面に支援し、中国の医薬品研究開発のレベルを有効に引き上げ、自主イノベーションの能力を強めさせることに尽力する。

　 世界バイオ技術工業機構BIO総裁兼CEOのJames C. Greenwood氏は、中国国家改革発展委員会、衛生部、食品薬品監督管理局等のたくさんの政府機関はバイオ製薬産業発展を支援する政策を打ち出し、財務部なども数種類の専用資金を持って支援しているので、中国バイオ製薬市場の魅力を更に際立たせた。BIO中国バイオ産業シンポジュームは東方と西方のバイオ製薬提携に立派なプラットフォームを構築しており、アメリカと中国のバイオ製薬会社に独占のチャンスを提供し、皆に集めて交流とビジネス提携のチャンスをもたらした。バイオ技術産業を代表した非営利の貿易協会として、世界バイオ技術工業機構（BIO）はこのような中米間の提携を喜んで促したいと述べた。

　 中国医薬品国際交流センターの趙亜軍主任は同じく、このような活動は中米がバイオ製薬分野での提携をより一層深め、中国バイオ製薬の集約化と国際化の発展を促進することができ、中国のバイオ製薬産業がこれまでない発展のチャンスに面していると述べた。

（出所：医薬経済報　2012年10月29日）