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国務院新聞弁公室が『中国医療衛生事業白書』を発表
时间: 2013-01-09 |クリック回数:

  国務院新聞弁公室は2012年12月26日、『中国医療衛生事業白書』(以下は白書と略称する)を発表し、記者会見を開いた。衛生部の張茅党組織書記、副部長は記者会見に出席し、白書について紹介したうえ、記者からの質問にも答えた。

  白書は前言、本文、結びという3部分からなる。本文は7章から成り、中国衛生事業の基本状況、医薬衛生体制の改革、伝染病の予防・治療と救急措置、慢性非伝染性疾病の予防と治療、女性と児童の健康保護、漢方医薬の発展と衛生事業における国際協力という内容になっている。

  白書によると、中国は20世紀80年代から医薬衛生体制の改革を始め、2003年に新型肺炎サーズ(SARS)撲滅で重大な勝利をおさめたあと、その改革を一層推し進めたという。また、2009年3月、「医薬衛生体制改革に関する意見書」を発表し、新たな医薬衛生体制改革を本格的に開始した。このような努力によって、この新たな改革でも芳しい成果を出している。

  また、白書で示されているように、中国人の健康水準はすでに発展途上国でトップクラスになっている。2010年、中国人の平均寿命は74.8歳に達し、うち男性が72.4歳で、女性が77.4歳だった。

  現在、ワクチン接種で予防できる伝染病の発病率は史上最低になっている。2011年まで、中国では生存するHIV感染者とエイズ患者がおよそ78万人だった。この人数はHIV感染者を150万人以内に抑えるという目標を大きく下回っている。

  なお、2011年末時点で、中国の全国範囲での医療衛生機構は95.4万カ所あり、現役医師(医師助手を含む)は246.6万人だった。世界最大規模の女性・子供健康状況モニタリングネットワークを立ち上げ、また都市部をカバーする漢方医療のサービスシステムを確立した。

  白書の結びには、2020年までに都市部も農村部もカバーする医療衛生の基本制度を整備し、誰でも医療衛生サービスを利用できることを実現させるという目標が書かれている。そのため、中国は引き続き医療改革を推し進め、医療衛生事業を全面的に発展させ、国民の健康維持と増進に努める。また、国際医療保健事業にも積極的に参加し、各関係者との提携を通して、全人類の健康のために力を尽くすとしている。

  白書の中国語版と英語版の単行本は即日から全国の新華書店で発売される。
「中国医療衛生事業白書」全文掲載URL:
http://www.scio.gov.cn/zxbd/wz/201212/t1262122.htm

(出所: 衛生部サイト 2012-12-26)

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