中日笹川医学協力プロジェクト協議書調印式が北京で開催
5月17日午後、中日笹川医学協力プロジェクト協議書の調印式が北京で開催された。中国国家衛生と計画生育委員会の馬暁偉副主任が出席し、日本財団の尾形武寿理事長と一緒に協議書に調印した。
中日笹川医学協力プロジェクトの前身は中日笹川医学奨学金プロジェクトである。同プロジェクトは1987年に本格的なスタートをし、全部で3回の研修が実施され、改革開放以降、衛生分野で立ち上げた重要な両国間協力教育プロジェクトの一つである。この25年間、合計2000人以上の研修生が日本で研修を受け、その研修内容には基礎科目、臨床医学など8科目が含まれている。今回調印されたプロジェクトは実施期間が5年間で、主な内容が日本へスタッフを派遣し研修を実施すること、中国の西部地域における医療スタッフの育成と、トレーニングの実施である。
中国国家衛生と計画生育委員会、中国国際友好連絡会、駐中国日本大使館、日本財団、日中医学協会、笹川医学奨学金研修生の代表など、約70人が調印式に出席した。
(出所:国家衛生と計画生育委員会サイト2013-05-27)