2014年8月30日に開催された第四回中国漢方医薬発展大会で公開された情報によると、我国は漢方医薬の国際化でよい成績を収め、現時点で50項目の漢方医薬関係国際標準を制定し、そのうちの20項目がアメリカの薬局方に収録されるための審査を受けているところで、10項目がアメリカの薬局方に収録されたという。

中国工程院院士、中国漢方科学院院長の張伯礼氏の紹介によると、今年の上半期、我国は3品目の漢方医薬品がFDAのⅢ期臨床試験を受けることになり、4品目の漢方医薬品がEUでの登録を完了した。

同氏は、10何年の努力を経て、丹参薬材および粉末に関する2項目の品質標準は正式に「アメリカ薬局方」に収録されたと語った。また、中国国家薬局方委員会がアメリカに提供した99品目の漢方医薬品のリストはアメリカ薬局方委員会に照合審査を受けている。穿心蓮、積雪草、肉桂、青篙、霊芝はアメリカサプリメント法典に収録された。

（出所：医薬経済報2014-09-03）