2014年9月にCFDAによる審査プロセスに入った薬物は計97品目(受理番号で計算)に達した。そのうち、化学医薬品は81品目、漢方薬、治療用バイオ製品各2品目、予防用バイオ製品は5品目、医薬品用添加剤は7品目だった。
81品目の化学医薬品のうち、国内でCFDAの審査を申請した1.1類化学医薬品の新薬は9品目で、8月(10品目)に続きかなりの数字を維持していた。また、1.5類化学薬品、2類化学薬品として申請を行ったのは各1品目、3.1類化学薬品として申請を行ったのは19品目、3.2類化学薬品として申請を行ったのは2品目、3.3類化学薬品として申請を行ったのは5品目、5類化学薬品として申請を行ったのは4品目、6類化学薬品として申請を行ったのは21品目だった。
この81品目の化学医薬品のうち、輸入再登録を申請する薬物も1品目含まれ、北京ノバルティス製薬有限公司が生産した注射用ゾレドロン酸濃溶液だった。18品目の輸入申請を行った薬物は、メルクセローノ社のMSC2156119J、ノバルティス社のLCZ696、BYL719、BKM120とHelsinnBirex製薬会社のアナモレリン塩酸塩などが含まれている。
全体的にみれば、9月にCFDAによる審査プロセスに入った1.1類化学医薬品の新薬および初輸入で臨床を申請した薬物が多かった。81品目化学医薬品のうち、申請数が最も多かった3つの治療分野は心血管系(18品目)、抗癌と免疫機能調整(12品目)および神経系(12品目)だった。
(出所:中国医薬報2014-10-21)