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国家発展改革委員会などが6月1日以降、政府による医薬品定価の大部分を廃止すると発表
时间: 2015-05-08 |クリック回数:

最近、国務院の同意を得たうえで、国家発展改革委員会は国家衛生計生委、人的資源社会保障部などと共同で「医薬品価格改革意見の公表に関する通知」を発表し、2015年6月1日以降、政府による医薬品定価の大部分を廃止し、医薬品調達メカニズムを整備し、医療保険コントロールの役割を果たし、実際の医薬品取引価格が市場競争によって形成するよう努めることになった。

「通知」では、麻酔医薬品と第一類向精神薬は当面国家発展改革委員会が最高出荷価格と最高小売価格の管理を行うが、ほかの医薬品はいずれも政府決定価格を廃止し、最高小売価格の管理も取消し、分類管理原則に従い、異なる方式で市場による価格形成を実現させると規定されている。具体的には、以下のとおりに分類し、新しい価格形成メカニズムを確立する。(一)医療保険適用医薬品については、医療保険金支給基準の制定を通して合理的な医薬品価格形成メカニズムを確立するよう模索する。(二)先発医薬品、独占的に生産する医薬品については、公開的で透明性を持ち、多方面からの参加による相談メカニズムを通して価格を形成することとする。(三)医療保険適用医薬品目録に入っていない血液製品、国家統一調達の予防・免疫関係医薬品、国家決定無料エイズ治療薬と避妊用医薬品・器具については、調達関係入札募集または相談を通して価格を形成することになる。もともと市場によって価格を調整する制度を実施していたほかの医薬品については、生産者と経営者は引き続き生産と経営コストと市場における需給状況によって自主的に価格を決定することとする。

「通知」では、医薬品価格改革を促進するために、市場と政府は「両手」としての役割を果たし、科学的かつ合理的な価格形成メカニズムを確立し、市場の資源配分における決定的な役割を十分に果たすとともに、政府の役割をよりよく果たし、関係機関も切実に自らの責任を履行し、価格形成中と形成後における監督管理を強化すると強調された。「全体的に考え、着実に推進」という要求に従い、「通知」は医薬品調達メカニズムの整備、医療保険コントロールの強化、医療行為と価格形成に対する監督管理などの強化、医薬関係費用と価格関係行為に対する総合的な監督管理の強化を通して、正常な市場競争メカニズムの確立を促進し、市場価格が合理的に形成するよう導くことに重点を置いた。「通知」では、衛生計生部門は医薬品の特性と市場競争の状況によって、種類別の調達を行い、多くの関係者が積極的に参加するよう促し、市場競争を促進し、医薬品調達価格を合理的に決定する。それと同時に、医療機構は診療行為に対する監督管理を行い、医薬品・医療機器の非合理的使用および過度検査・治療を制御する。医療保険部門は関係機関と協力して医療保険適用医薬品関係費用の支給基準を制定し、医療保険と調達関係入札募集政策をきちんとリンクさせ、医療機関と小売薬局が自主的に調達価格を下げるよう促す。価格主管機関は価格モニタリング体制を整備し、医薬品価格関係行為に対する監督管理を強化し、価格詐欺、価格決定の談合と独占行為については、法律によって厳罰化を図ると求められた。

また、「通知」では、各地域、各関係機関はリーダーシップを強め、評価メカニズムを確立し、改革後の医薬品価格と医薬関係費用の変化に注目し、改革実施中に現れた新しい問題を速やかに研究して解決策を出し、宣伝と説明をきちんと行い、社会において最も関心の高い課題に速やかに対応し、社会各界からの理解とサポートを受け、コンセンサスを獲得し、改革のために結束し、改革が円滑に進めるよう確保するよう求められた。

(出所:中国食品医薬品サイト2015-05-05)

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