最近、中国国家衛生と計画生育委員会（以下「国家衛生計生委」と略称する。）は「新食品原料安全性審査管理弁法」（以下「弁法」と略称する）を公布した。「弁法」は今年の10月1日から施行される。それと同時に、、元衛生部が2007年12月1日に公布した「新資源食品管理方法」は廃止されることになる。

国務院による政府機関の規定を整理・修正する要求に従い、新食品原料安全性評価資料に対する審査作業を規範化させるために、国家衛生計生委は元衛生部が「食品衛生法」に基づいて2007年7月に制定した「新資源食品管理方法」を修正し、「弁法」を制定した。「弁法」は「食品安全法」における新食品原料に対する要求に徹底的に従い、新食品原料関係許可の職責、手順と要求を明確に規定し、法律によって行政を行う理念を具現し、許可業務の公平性、公正性、公開度、便利さを保障すると同時に、管理制度の持続性を保った。

「弁法」では、新食品原料の定義と範囲について修正が行われ、生産経営と衛生管理関する内容が取り消され、新食品原料に対する現場検査の要求が追加された。

また、「弁法」は新食品原料としての属性と特徴に関する記述をより規範化させた。新資源食品という名称は「食品衛生法」から引用されたもので、「食品安全法」との一致性を図るために、「新食品原料」と改称された。改称により、新食品原料の研究・開発目的がよりはっきりにされ、食品原料の特徴を備えない品物を新食品原料として申請することも免れる。

（出所:中国医薬報2013-07-17）