2015年3月25日から26日まで、全国健康食品監督管理業務会議が北京で開催され、国家食品医薬品監督管理総局の滕佳材副局長が会議に出席し、談話を発表した。

会議では、健康食品産業の健全な発展を促進することは我国の伝統的養生文化を発揚するに必要であり、また健康食品の監督と管理を強めることは国民の食品安全使用の保障に必要であり、関係法律・法規制度の整備は健康食品の監督と管理を法治の軌道に乗せるに必要であると指摘された。また、2015年は健康食品関係監督管理業務による改革に力を入れ、発展を促進し、礎を築き、長期計画を立てる肝心な一年で、各級の食品医薬品監督管理機関はリーダーシップをより強め、健康食品の監督管理業務を食品安全監督管理全体業務に組み入れるために、以下の四つのことを行わなければならないという。一つ目は法律に依拠した行政を続け、健康食品関係法律・法規体制を確立し、食品安全法および関係実施条例の修正に協力し、関係規定の整備を速め、完全で統一的かつ実用的な制度と体制を次第に確立すること。二つ目は健康食品の審査批准制度の改革について緩やかに自由を与えながら管理に力を入れ、深め、登録及び届出制度を整備し、証明書の交換と更新を本格的に開始させ、生産・経営許可に関する管理を的確に行うこと。三つ目は問題意識を持ち、リスクと潜在的な危険を精密に調べ、健康食品監督管理状況の調査と生産・経営主体に関する普遍調査を実施し、社会による共同管理の各メンバーが監督管理業務に参加するよう促し、監督管理の全過程を強化し、法律・法規違反行為を厳しく取り締まる姿勢を保つこと。四つ目は基礎をしっかりと固め、ネットワークを整備し、情報化の実現を加速化させ、プロフェショナルな現場検査員、GMP検査員チームと技術サポートチームを育成し、監督管理の能率とレベルを高めること。

（出所：CFDAサイト2015-03-27）