2011年11月15日から16日まで、第十回薬局方委員会二回目全体会議と2011年中国薬局方科学年次会は北京で開催された。衛生部長・第十回薬局方委員会主任委員陳竺氏、国家食品薬品監督管理局長・第十回薬局方委員会常務副主任委員邵明立氏、国家食品薬品監督管理局副局長・第十回薬局方委員会副主任呉湞氏などの部・委員会（局）の責任者が出席した。衛生部、国家食品薬品監督管理局、科学技術部、人力資源と社会保障部などの部・委員会（局）の関係司（室）の責任者及び中国科学院と中国工程院の第十回薬局方委員会の委員院士15名も会議に出席した。

　 今回の2011年中国薬局方科学年次会のテーマは、「科学的に誘導、同歩調で発展、求実してイノベーション」である。会議では、国家薬局方委員会王立豊秘書長より第十回薬局方委員会が設立して以来、常設機構が展開した各業務に関する報告と2012年の業務についての考え方を行なわれた。

　 本会議は、国家食品薬品監督管理局が「第十二期五ヵ年」計画綱要を実施するはじめての年に、国家薬局方委員会が全面的に「中国薬局方」2015年版の制定業務をスタートする際に開催された重要な会議であり、また第十回薬局方委員会が去年12月に成立した後開催した初めての全体委員会会議でもあった。会議はの開催は、次の段階に全体を見据えて「中国薬局方」2015年版の制定業務を推進することにより高い要求を出し、発展の方向をはっきり示すことになった。

　 会議に参会した305名の薬局方委員は、陳竺部長、邵明立局長の重要な発言をめぐって論議を行い、本会議を新たなきっかけにして、陳竺部長、邵明立局長の発言の旨に基づいて、科学的な態度で実際を重んじ、開拓して前に進み、全面的に「中国薬局方」標準の制定業務に勝ち取り、引き続き中国の医薬品標準のレベルを高め、医薬品安全の保障、公衆健康の保護、医薬品事業のよりよく、より速い発展の促進に新たな貢献を捧げようと示された。

（出所：国家薬局方委員会ウェブサイト　2011年11月21日）