10月12日、衛生部が記者会見を行い、衛生部薬物政策と基本薬物制度司鄭宏司長が現在国家基本薬物制度推進業務の進捗情況を通報した。鄭氏は、 各地が全面的にカバー、購入規範、補償実施、メカニズム創設、基層充実等を切り口とし、国家基本薬物制度を全面的に推進し、初歩的成果を勝ち取ったと指摘した。

現在、国家基本薬物制度が初歩的に築き上げられ、全国31の省(自治区、直轄市) と新彊生産建設兵団がすべての政府が行っている末端医療衛生機構で基本薬物を配備、使用するのを実現して、販売でのゼロ差率を実現した。

総合的な改革が着実に推進され、新しいメカニズムが全面的築き上げられた。その主な表れとしては、基本薬物の集中購入は新しい進展を勝ち取り、目前、31の省(自治区、直轄市)が政府主導の省クラスの非営利性医薬品集中入札プラットホームを広範に作り上げた。末端医療衛生機構補償メカニズムが次第に完備され、25の省が末端綜合改革、或いは多ルート補償実施規則を制定し、投入増加及びメカニズム築きと結合した。末端医療衛生機構の人事と分配制度の改革は成果を勝ち取った。

農村衛生サービスシステムの基層部はより一層固くなった。9月末までに、基本薬物制度が上海等6つの省（直轄市）と新彊生産建設兵団の全ての村衛生室で全面的に実施し、北京等7つの省(直轄市)の60%以上の村衛生室で実施した。

公衆の用薬負担が少々減った。基本薬物の末端での販売価格は制度実施した前と較べ、顕著な値下げが出て、25%降下された。基本薬物の使用と費用抹消政策が次第に着実に実施された。

基本薬物制度モニターリング業務は全面的に展開した。31の省(自治区、直轄市) と新彊生産建設兵団衛生庁局が既に2011年国家基本薬物制度モニターリング業務を全面的に展開した。

その他に、各級の食品医薬品監督管理部門が薬物品質の新しい標準を推進することを通じ、基本薬物安全について監督管理を行い、基本薬物全品種をカバーした抜取り検査を実施し、基本薬物全品種の電子監督管理等業務を通じ、基本薬物品質監督管理業務を切実によく行うように目指す。

(出所: 中国医薬報 2011-10-13)