2013年7月25日から26日まで、全国食品・医薬品・医療機器検査業務座談会が開催された。国家食品医薬品監督管理総局の孫咸澤党組織委員が会議に出席し、談話を発表した。

孫咸澤氏は、我国の食品医薬品の安全状況は全体的に良好で安定しているものの、食品産業は売上げが大きく幅も広いため、業種別の安全状況に格差が存在し、医薬品分野はハイテクを利用する偽造品の問題などが顕著で、科学技術によってリスクを効果的に防止、解消しなければならないと指摘した。また、中国食品医薬品検定研究に以下の三つの要求を提出した。一つ目は、食品医薬品検査検測関係機関は組織改革の契機をとらえ、食品医薬品監督管理の新しい需要に応え、食品医薬品検査検測の能力を高め、国家レベルの検査検測機関をリーダーとし、省レベルの機関を中堅とし、市と県レベルの機関を主体とし、第三者検測機構を補佐とする検査検測体制を確立しなければならないこと。二つ目は管理体制を最適化させ、管理制度を合理的に制定し、上下関係をうまく調整し、検査検測システムが連動して順調に作動する体制を形成させなければならないこと。三つ目は情報化の実現を速め、肝心な技術、迅速検査の技術とハイテクの研究における難関を克服し、検査検測能力の向上に力を入れ、食品医薬品監督管理科学化の水準を高め続けなければならないこと。

（出所：中国医薬報2013-07-29）