鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスの人への感染を検査する臨床検査試薬キットが批准取得
2013年5月21日、上海之江生物科技股份有限公司と中山大学達安基因股份有限公司がそれぞれ、申請した「鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスの人への感染を検査するRNA試薬キット(蛍光プローブPCR法使用)」は国家食品医薬品監督管理総局の批准を取得された。これは鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスの人への感染を検査する臨床検査試薬キットの発売が中国で先駆けて許可されることを意味している。
この試薬は蛍光プローブPCR法を使用したもので、インフルエンザ症状が出ている患者またはその人と密接した人の鼻腔拭い液、咽頭拭い液、痰などの呼吸器粘膜からの分泌物をサンプルとし、その中の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスRNAに対し、体外定性検査を行う。検査の結果は鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのに感染しているかどうかを判断するための臨床診断の一助になるという。
(出所:CFDAサイト2013-05-22)