2013年2月19日、全国医療機器監督管理テレビ電話会議は開催された。我国の医療機器による事故に対するモニタリング作業について、今回の会議では、2012年、我国は医療器械による事故に対する重点モニタリング作業に力を入れ、モニタリングネットワークの確立、迅速な報告、重点モニタリング・モデルの構築などによって、医療機器発売後のリスク予想とリスク制御を強化した。2012年末の時点で、国家医薬品副作用モニタリングセンターは、1年間で医療機器による事故の報告を181255件受理した。報告件数の数年間の平均増加率は49％だった。

　 2013年、国家食品医薬品監督管理局は事故モニタリングの促進と再評価作業を医療機器監督管理に導入した。「国家薬品安全『十二五』企画」によって、医療機器による事故のモニタリングと再評価を実施する際に、100品目を選んで重点モニタリングを実施し、モニタリング技術の規範を制定し、発売後の安全リスク分析報告書を作成する。国家食品医薬品監督管理局は「企画」の要求に従い、医療機器による事故に対する重点モニタリングを本格的に開始させ、「医療機器による事故モニタリングの強化に関する指導意見」を発表する予定で、各レベルの監督管理部署とモニタリング技術機構に対する要求をより明確に決定し、作業手順の最適化、作業指標を計量化する。それと同時に、登録審査などの業務における事故モニタリングが役割を十分に発揮できるようにし、メーカーの事故モニタリング実施の意識と能力を高め、外国医療機器メーカーの中国国内代理人が「医療器械による事故モニタリング手引き（試行）」を確実に利用しているかどうかを調査する。

（出所：中国医薬報2013-02-22）