最近、国家発展と改革委員会がそのウェブサイトで2013年度中国医薬産業発展状況を発表された。その発表によると、2013年、中国の医薬産業は欧米経済の持続的低迷などの悪影響を克服し、主要営業収入、対外貿易総額、総利益が穏やかに持続的に増加することを実現でき、全体的に安定した成長ぶりを呈した。

また、データによると、医薬産業の売上高総利益は前年同期比で13.5%増加し、その増加幅は工業より3.8ポイント高かった。主要営業収入は前年同期比17.9%増の2兆1682元に達した。そのうち、化学医薬品原薬は前年同期比13.7%増の3820億元、化学医薬品製剤は前年同期比15.8%増の5731億元、加工済み漢方薬材は前年同期比26.9%増の1259億元、漢方製剤は前年同期比21.1%増の5056億元、バイオ医薬品は前年同期比17.5％増の2381億元、医療機器は前年同期比17.2%増の1889億元だった。

2013年、中国医薬産業の総利益は前年同期比17.6%増の2197億元に達し、引き続き高い増加率を維持した。そのうち、加工済み漢方薬材、漢方製剤の増加率はそれぞれ30.9%、21.4%だった。化学薬品原薬、医療機器、バイオ医薬品の増加率はやや低く、それぞれ14.1%、13.2%、13.2%だった。

また、2013年、中国医薬産業の対外貿易総額は前年同期比10.3%増の897億元に達し、その増加率は前年同期とほぼ同様だった。そのうち、輸出額は前年同期比6.8%増の512億ドル、輸入額は前年同期比15.2%増の385億ドルだった。

（出所:中国医薬報2014-03-04）