2013年11月22日、世界保健機構（WHO）本部基本医薬品と医薬品政策局局長のGaby Vercauteren博士一行らは中国食品医薬品検定研究院（以下「中検院」と略称する）を訪問した。

　 会談中、中検院の関係指導者は我国の医療機器監督管理仕組みを紹介した。その紹介では、診断試薬の分類管理、登録・発売後の監督管理および中検院が監督管理仕組みで果たす役割、特にハイリスク診断試薬の国家レベルサンプルの製造と配付、登録検査・発売後の監督管理と抜取検査や品質保証などの面で我国のハイリスク診断試薬の研究開発を推し進めたことが説明された。また、中検院がエイズ診断試薬監督管理で担当する業務についても紹介し、WHOとの協力プロジェクトの進捗状況も詳しく報告した。

　 Vercauteren博士は中検院の業務を高く評価したうえで、中検院が引き続き技術面のメリットを生かし、WHOに製品品質検査のサービスを提供するよう期待を示した。

（出所：中国食品医薬品検定研究院サイト2013-11-25）