2013年10月30日から31日まで、国家薬局方委員会は北京で2015年版『中国薬局方』附録再編集関係原稿の審査会議を開催した。第十回中国薬局方委員会理化分析専門委員会および化学薬品・バイオ製品・漢方専門委員会の関係専門家合計23人が会議に出席した。

会議中、国家薬局方委員会の首席専門家および業務総合課の銭忠直課長は、2015年版『中国薬局方』附録の再編集が、その編集作業全体において重要だと強調した。国家食品医薬品監督管理総局は附録の再編集作業に高い関心を持ち、関係委員会の各分野の専門家は業務実施の進度を高めながら、再編集のプロセスにおけるポイントを検討し、論争になった問題について合意に達し、再編集で業務能力を高め、科学的で規範化した再編集作業を行い、できるだけ早く、三つの部分に分かれている附録を一つに統合するよう要求した。

会議に出席した専門家は、既定議題の順番に従い、起草者としての北京市医薬品検査所と上海市食品医薬品検査所からの報告を聞き、異物検出法、電気泳動法、たんぱく質測定法などに関する六つの再編集草案を検討、審議し、意見を出した。

今回の会議を通して、起草者と専門家らは認識をより一致させ、思考回路をまとめ、2015年版『中国薬局方』附録の再編集作業のための固い基礎を築いた。

（出所：国家薬局方委員会サイト2013-11-07）