2023年5月11日午前、広東・香港・澳門大湾区医薬品・医療機器イノベーション発展フォーラムが澳門で開催された。国家医薬品監督管理局党組メンバーで、副局長である趙軍寧氏はビデオを通じてフォーラムの開会式に招待され、スピーチを行った。

　　趙軍寧氏は、国家医薬品監督管理局は広東・香港・澳門大湾区の建設に関する習近平総書記の重要演説の精神を断固として実行し、大湾区における医薬品・医療機器監督の革新と発展を着実に推進し、『広東・香港・澳門大湾区発展計画綱要』及び『広東・香港・澳門大湾区における医薬品・医療機器監督管理に関するイノベーション発展作業計画』の実施において一連の成果が得られていると述べた。2023年4月の時点で、香港と澳門で生産された10種類の中成薬が簡易承認を通過し、中国内地で発売された。「香港・澳門薬機通」政策を通じて、緊急に必要な輸入医薬品23品目と医療機器13品目が承認され、大湾区住民の多様な医療ニーズに大きく応え、恩恵を受ける患者とその家族の幸福感、安心感、利得感を効果的に向上させてきた。次のステップでは、国家医薬品監督管理局は、大湾区における医薬品規制の取り組みと漢方薬産業の発展を踏まえ、「政治を重視し、監督管理を強化し、安全を確保し、発展を促進し、人々の生活に利益をもたらす」という業務理念に従い、香港と澳門の医薬品規制能力の構築を全面的に支援し、大湾区の医薬品・医療機器産業の質の高い発展に貢献する。

　　このフォーラムは澳門科技総会が主催し、澳門衛生局及び澳門医薬品監督管理局が支援部門であり、澳門衛生局の羅奕龍局長及び澳門医薬品監督管理局の蔡炳祥局長が、会議に出席し、演説を行った。また、この会議には、大湾区の医薬と衛生分野の政府機関及び業界の代表者約100名が出席した。

　　(出所：国家医薬品監督管理局サイト2023-05-12)