2月27日から28日まで、2024年全国漢方薬登録管理及び品質安全監督管理業務会議が天津で開催された。この会議は、習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想に導かれ、中国共産党第20回全国代表大会と中国共産党第20期中央委員会第2回全体会議の精神を徹底的に実施し、全国医薬品監督管理業務会議のさまざまな展開を貫徹し、2023年の業務を総括し、現状を分析し、2024年の主要な課題を検討し、中国的な特色を持ち、漢方薬の特色に沿い、世界をリードする優れた漢方薬の監督管理制度の構築を加速する。国家医薬品監督管理局党組織メンバーであり、副局長である趙軍寧氏が会議に出席し、演説を行った。

　　会議は以下の内容を指摘した。2023年、各レベルの医薬品監督管理部門は政治に対して明確な立場を取り、習近平総書記の重要な指示・指導、党中央委員会と国務院の決定と取り決めの精神を誠実に実行し、漢方薬の監督管理を最適化・改善し、医薬品の安全性の強化と向上をさらに推進し、末端組織の監督管理能力とレベルを向上させ、重大な法令違反を厳しく調査して対処し、漢方薬の安全性のボトムラインを厳格に遵守した。漢方薬の審査承認制度の改革を深化させ、引き続き漢方薬新薬の上市を加速し、漢方薬の標準管理システムを最適化し、中薬材生産品質管理規範を秩序正しく推進し、漢方薬の情報化構築を強化し、漢方薬の監督管理における国際協力と交流を促進し、漢方薬の継承と革新の活力と高品質の開発の内発的な力を刺激した。

　　同会議は、中国が漢方薬の監督管理においてかつてない戦略的チャンスに直面しており、現在の新たな状況、新たな任務、新たな課題を深く理解し、優れた漢方薬の監督システムの構築という時代の命題を深く把握しなければならない。「4つの最厳」要件を誠実に実行し、安定の中で進歩を求め、進歩を通じて安定を促進し、基盤を固めてから突破することを堅持し、「政治を重視し、監督管理を強化し、安全を確保し、開発を促進し、人々の生活に利益をもたらす」という作業理念に従って、中国的な特色を持ち、漢方薬の特色に沿い、世界をリードする優れた漢方薬の監督管理制度の構築を加速しなければならないと強調した。

　　同会議は、2024年の漢方薬登録管理及び品質安全監督管理業務のトップレベルデザインをしっかり行い、漢方薬監督管理システムを体系的に構築し、品質と安全性のボトムラインを厳守し、審査承認制度の改革を継続的に深化させ、規格管理を革新・改善し、科学監督制度の構築を総合的に強化し、国際的な規制協調メカニズムを確立・改善し、漢方薬監督管理における国際交流を促進するよう要求した。

　　天津市、安徽省、福建省、河南省、広西チワン族自治区、重慶市、甘粛省、新疆ウイグル自治区などの省(区、市)の医薬品監督管理局との意見交換が行われた。国家医薬品監督管理局医薬品登録司と医薬品監督管理司の主要責任者は、それぞれ2024年の重点業務について具体的な取り決めを行われた。同会議では、人民の英雄であり、国医大師であり、中国工程院の院士でもある張伯礼氏を特別に招き、漢方薬の質の高い発展に関する学術報告を行った。

　　各省(区、市)及び新疆生産建設兵団の医薬品監督管理局の漢方薬監督管理責任者及び関連処室の責任者、国家医薬品監督管理局医薬品安全総監、関連司局及びその直下の関連部門の責任者、中央軍事委員会後勤保障部衛生局、国家中医薬管理局の関連司局、国家中医薬品種保護審査委員会の責任者が会議に参加した。

　　(出所：国家医薬品監督管理局サイト2024-02-29)